ヘビーデューティー

お疲れ様です。先日愛読している雑誌から特集の中で気になる単語を発見しました。その単語は「ヘビーデューティ」です。HEAVY DUTYとは熟語として「丈夫な」とか「頑丈な」という訳だそうです。ファッションとしてのヘビーデューティーからライフスタイルのヘビーデューティーまでいろいろなとらえ方ができるそうで、さっそく雑誌内で紹介されていた本を購入して読んでみました。

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こんな本ですが、初版として1977年に発行されたようですが、2013年に一部改めての復刻版です。

 

 

 

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単行本サイズ300ページで構成されておりますが、結構奥深い内容というか、マニアックな内容でがっつり読むと結構疲れます。内容としては概念から道具の解説、名店リスト、ブランドリストまでよく調べつくされています。いわゆる辞典のような感じです。

とくに巻末のQ&A部分で、印象に残っているのが「ウェアを着るときのルールはあるのですか?」的な質問での回答で、「・・・目的や季節つまりフィールドに合わせて、それぞれの条件を勘案して自分できめるのが着こなしです。」みたいなことが書いてありました。

つまり、目的に合わせ自分で考えて行動しましょう。ということだと理解しました。

個人的に数年前より、いかにポリシーをもって物や事を取り入れ、何に磨きをかけていくべきか?に関心をもって取り組んできているため、この原理原則はとっても大事だと思います。

便利さやファッション性、そして利潤を追求するあまり、さまざまなものやサービスが溢れて真髄を見失いつつある昨今ですが、何がベストか?そして文化とは何ぞや?なども考えるきっかけとなる1冊です。